2024年7月30日火曜日

『玉依姫』 八咫烏シリーズ5


2018年 阿部智里 著

なんすかこれ。
なぁんか文章若いな と思ったら高校生の時書いた本だった。なるほど。
シリーズに組み込まれるとき手直しされてると思いますけど。ガッカリ。
なんかであって なんかでない みたいな、どこかで見たような書き方止めて欲しい。
こなれてないんだ、テクニックだけ真似してる。

この本が元で、八咫烏シリーズがスピンオフのようなものらしいが、
空棺の謎や奈月彦の記憶喪失、またなぜ人形になるのか、
重要な謎! と思うのだけど、
主軸が八咫烏でないので、山神様とやらにぺろっと言われてお終い。

スピンオフ?
山神様の話と思うけどこの一冊じゃ消化されてない話。
初めから八咫烏はあったんじゃないかな。

そしてシリーズに組み込むのだったら、
この巻は八咫烏シリーズに寄せて書き直したほうが良かった。
奈月彦や真赭の薄のイメージが違い過ぎる。

また、この主役の女子高生が 私の息子 とか言って
お母さん口調で子どもを育てるのが気持ち悪い。
この女子高生が…。
たぶん、ここがキモなんだと思うけど、変だよね、ひとりよがりな感じがする。

この本を一番に読んでたら、このシリーズ読んでない。
続きあと5冊あるからね、
次、面白くなるよね、頼むよ。

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